初めてデジイチを買ったカメラ女子が写真を撮れるようになるまでに読む本
先日はじめてのデジイチ(デジタル一眼レフカメラのこと)を購入してから、撮影の勉強をするために何冊か写真に関する本を購入して読んでいました。今日はその本のレビューをしたいと思います。
PENで撮るかんたんかわいい写真:思いどおりのイメージでたいせつな時を残すレシピ集
PENで撮るかんたんかわいい写真 ?思いどおりのイメージでたいせつな時を残すレシピ集 (美術のじかん)
- 作者: 山本まりこ
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2010/07/02
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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最初に購入する本は、やっぱり自分の持っているデジイチ*1に合った本を買いたくて、PENの本を買いました。この本ではPENのE-PL1、E-P1、E-PL2までの機種に対応して操作方法を写真で詳しく解説してくれています。初めてデジイチ(PEN)を買ったけど、使い方がよく分からない…そもそもデジイチって何?という初心者カメラ女子にぴったりの一冊です。撮影方法もフィルターやシーンの撮影例から入るため優しく、後半には少しですが絞りやシャッター速度の説明もあります。ただ、フィルターやシーン撮影に飽きてきたカメラ女子にはちょっと物足りないかもしれません。
カメラと連れてく撮影手帖
『カメラとつれてく撮影手帖』 お散歩、旅、大切な行事でうまく撮るためのスナップ歳時記
- 作者: 山岡麻子,角田明子,嶋本麻利沙
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2011/01/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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本書で使用しているのはキャノン EOS Kiss X4ですが、様々なシチュエーションでの「撮り方」を説明しているので、別の機種のデジイチでも大丈夫な一冊です。一年の四季に沿って、いろんなシチュエーションでの撮影について分かりやすく解説しています。例えば「淡いピンクの桜の花をふんわりと(春)」から「お祭りのにぎやかな雰囲気を出すには(夏)」、「雪をふわふわ真っ白に撮りたい(冬)」など、分かりやすい見出しがついてあり、通読するのではなくシチュエーションごとに選んで読んでも面白い構成になっており、タイトル通り、旅行や散歩に携帯して行きたくなる内容です。
心に響くカッコイイ写真が撮れる!
心に響くカッコイイ写真が撮れる!(DVD付) (COSMIC MOOK)
- 作者: 橘田龍馬
- 出版社/メーカー: コスミック出版
- 発売日: 2011/10/14
- メディア: ムック
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デジイチにも慣れてきて、技術的な用語にもちょっぴり詳しくなると、それまでの解説書では物足りなくなってきます。本書は”絞り”や”シャッタースピード”、”ISO感度”などの専門的な技術に基づいて、様々なシチュエーションでのベストな撮影方法を記載していますので、もっとデジイチを使いこなしたいと感じている人にぴったりな解説書になっています。カメラの機能だけでなく、フレーミングや構図、光、ノイズなどの撮影テクニックにもしっかりと触れられており、カメラ女子から一段上の写真を撮るためにぴったりです。
たのしい写真が撮れる107の方法
- 作者: Kevin Meredith
- 出版社/メーカー: ビー・エヌ・エヌ新社
- 発売日: 2011/10/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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解説書もちゃんと読んだし、技術的なことも覚えた。けど、なんだか写真が物足りない…そんなときにぱらぱらとめくりたいのがこの本です。本書はデジイチや写真の技術的な解説書ではありません。どのページも、見開きの左に著者のケヴィン・メレディスが撮影した写真があり、右にそのちょっとした説明が書かれています。説明も10行ないくらいのワンポイントアドバイスで、掲載され得ている写真も日常のほんのヒトコマを切り取ったようなもの。ただ、そのヒトコマがとてもセンスが良いものばかりで、読んでいると「こんな写真もアリなんだ!」と驚かされます。写真ってこんなにわくわくするものなんだ、と思い、読んでいるとなんだか自分のセンスもちょっぴり磨かれた気がする、そんな一冊です。
おまけ
- 出版社/メーカー: エイ出版社
- 発売日: 2011/11/19
- メディア: 大型本
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雑誌とか全然読まない自分でしたが、写ガールはすごく好きで買ってしまいます。隔月なのでそう多くないですし、忘れた頃に写真のワクワクに触れさせてもらえるので、楽しみにしています。