iPad2をベタ褒めする会

先日iPad2を購入し、使用しているのですが、それが予想以上に使いやすく便利過ぎて生活が輝いています。
それまでiPadは「高価なおもちゃ」というイメージだったのに、使用前後でその印象はまるきり変わってしまいました。
何が一体そんなに便利なのか、整理してみたいと思います。

iPad - Apple(日本)



週間アスキーの記事から転載


軽い

とにかく軽い。圧倒的に軽い。
iPad1と比較しても、また今までのどの携帯サイズのコンピューターと比べても、圧倒的に軽いです。
以前使ってみたiPad1は「重いなあ」という印象が残ったのですが、iPad2ではそのようなことは一切無く、むしろ軽い軽いとどこでも片手で開いたり、小脇に抱えて持ち運んでしまいます。

機種 iPad1 iPad2
Wifi+3G 730g 613g
Wifi 680g 601g

公式発表では以上のようになっており、最大15%の重量削減です。自分はWifiモデルしか触ったことがなかったので、約80gの減量でしたが、この80gがとても大きな違いであることを実感しています。
iPad1は(重くて腕が疲れるので)持ち歩きたくなかったけれどiPad2は全然疲れないのでどこにでも持って行きたくなる。それくらい違う。
立ちながら腕に乗せて使用するのにも全く違和感なく、今のところ最も持ち運びに最適なデバイスだと思います。


速い--風呂の蓋が与えたユーザーインターフェイスの革命

http://www.apple.com/jp/ipad/smart-cover/
iPad Smart Cover、通称風呂の蓋
本体にお金かからなかったし折角だし、と軽い気持ちで純正のカバーを購入したのですが、これがまたすごい。素晴らしい。
手放しで賞賛できるものってなかなかないですが、これは世界中のデザイン賞を総ナメしてもおかしくないと思います。
風呂の蓋がすごいのは
(1) 磁石で簡単に取り付け・取り外し可能、
(2) 開けるとつく、しめると切れる(電源が)、
(3)スタンド代わり(2種類)
の3点です。この3点が、本当に素晴らしい。
風呂の蓋にかかれば、「起動時間?なにそれおいしいの?」状態です。
もともとiPad1やiPo touchでも、ボタン一つで電源はすぐ入り、ストレスフリーな利用が可能でした。
しかし、そのボタンワンプッシュですらめんどくさいと思わせるのが風呂の蓋のすごいところ。
蓋をめくれば電源が入り、しめれば切れる。
単に便利になったというだけでなく、人間の身体的な行動がデバイスに作用するという新しい感覚が、本当に新鮮で、ストレスフリーであり、使いやすく、楽しい。
折りたためば2種類の台になり、iPad2を縦置きで鑑賞などに使用する場合と、文字入力など操作する場合とで最適の角度に保ってくれます。
これひとつあれば、いままで必要だった台置きなどのアクセサリはほとんど必要ありません。
自分は裏面にもカバーをつけて、かつ画面保護シートとソフトケースを併用していますが、それで充分。記録をとろうと思ったらワイヤレスキーボードもほしいかなー、くらいです。
少々高めの純正アクセサリですが、Smart CoverなくしてiPad2の魅力は充分に味わえない、と大見栄きっても後悔しないくらい、ユーザビリティに富んだ新鮮で革命的なデバイスだと思いました。

iPad2はメモリが増えたこともあり、動作にはほとんどもたつきがなく、スムーズです。その速さを際立たせているのも、やはりSmart Coverを利用したストレスフリーの起動時間だと思います。


電子書籍

市場には様々な電子書籍のデバイスが登場していますが、電子書籍の魅力を最大限に味わえるのはタブロイド型コンピュータ、特にiPad2です。
その理由は、現在提供されている電子書籍を最も多く利用出来るのは、このiPad2だからなのです。
(次のエントリで詳しく書きますが)電子書籍は提供形態別に3種類に分けることができます。(1)電子書籍アプリ、(2)プラットフォームアプリ、(3)Webサイトからのダウンロードの3つです。このうち、電子書籍アプリは現在も日々増加しており、その総数を把握することはできません。このiPad専用の電子書籍アプリは、個人的に、数ある電子書籍の中で最も魅力的だと思います。
iPad2を入手してから様々な電子書籍を使用するようになり、生活の中での読書の位置づけが変わってきました。電子書籍を体感して言えることは、自分は電子書籍をとても便利だと思うし、おそらく今後は紙の本よりも電子書籍を購入するようになるだろうということです。
しかし、これは各人のライフスタイルによるものだと思います。後述するように、自分はそれまで使用していたノートPCの代わりに、移動先ではiPad2をメインで利用するようになりました。すると、かばんの中に別の本を入れるよりも、iPad2に読みたい本が入っていれば、授業中でも怪しまれずに読書できてしまうわけです(授業中にノートPCを使用するのが普通の研究科なので)。空き時間に読書、を実践するためには本を紙媒体ではなく、メインで使用するデバイスに入れておくほうが便利なので、これからの自分の電子書籍の利用割合は拡大していくんだろうなと思います。


ノートパソコン代わりに十分

さて先程も書きましたが、それまで使っていたノートPCを廃業して、iPad2をメインに使用するようになりました。
理由は2つあって、1つはそれまで使用していたレッツノートの2006年モデルB5サイズver.があまりに使えない子だった*1のと、外出先などで使用する昨日が実はEverNote1ひとつでまかなえてしまったからです。
学校にノートPCを持ち込む最も大きな理由は、授業の記録をPCでとるためだったのですが、以前からそのメモをEverNoteで一括管理していましたので、iPad2に移行しても特に問題はありませんでした。というより、WindowsのクライアントよりもiPad2のアプリの方が起動も早く使いやすい印象。
Microsoftのソフトウェア系が使えないのが大きなネックですが、EverNoteKeynoteで作成する資料やスライドの構成案を練って、本格的な作業はメインのマシンですると割りきってしまえば、そこまで苦でもありません。
なので、Windowsでしか使えないアプリケーションがないとノートPCを持ち運ぶ意味が無い、とかいうビジネスマンや学生にはおすすめできませんが…
自分はiPad2で充分に満足していますし、豊富な電子書籍を読むことができることも相まって、むしろWindowsのノートPCよりも使っていて楽しいというのが感想です。


その他

他人に見せて説明するときなどは、やはりiPad2の大きくてフラットな画面は便利です。ラーニングコモンズのチューター時などは特に。
ただ、Google系のWebサービスがまだ完全に対応出来ていないのがたまに困ります。Google Docはモバイル版で見ているせいか、新しく行を追加するなどの操作ができません。PC版に移行すると、キーボードが出てこず入力できず…ワイヤレスのキーボードを使用すれば解決するかもしれません。
また、Gmailの送信元変更ができないという問題も…解決方法はWebにあがっているのですが、難しそうで敬遠してしまうのと、メインのアカウントがgmail.comではないのでそこまで対応していない気も。gmail.comアカウントをメインにGmailを組み直せばいいのですが、ラベルの整理などがおっくうでまだ手がつけられていません。



とまあ思いつくままに書き散らしてみました。e-mobileとの併用で6,000円くらいで32GB白モデルを買ったので、コストを考慮せずに書いている分、甘いところもあるのかもしれません。
日に日に新しいアプリが登場し、飽和状態にならないのかとか、過去から現在までの膨大なアプリからどうやって良いアプリを見つけ出すのか、なんて疑問はまだまだありますが、それもまた次の機会に。
ではでは

*1:ファンがついていないため、冷却なしに30分使用するとまともな動作速度でなくなる