図書館のブランディング
この前の講演会のレポートで設問の一つに図書館のブランディングついて考察せよ、というものがあった。
そんなの言い出したらレポート一つじゃ終わらない気が…まあ課題だし、リテラシ実習の目的は正しい書き方でレポートを書くことなので、軽く流すべき、だったんだろうけど。。
折角なので、いろいろ考えてみた。
CiNii 論文 - 大学図書館を取り巻く環境変化と図書館の広報戦略ー図書館サービスのブランド化を目指してー
CiNii 論文 - 経営戦略としての図書館ブランディング--英国図書館のリ・ブランディング事例から
とりあえずこの二つを元に考えるのだけれど…*1
前者は大学図書館のブランディングを三重大の大学図書館の事例を元に紹介していて、後者は大英図書館の事例を元に図書館のブランディングを紹介している。
ブランディングの目的は、主に前者は情報化し図書館のサービスが無形化している中で、利用者に図書館の存在意義を知ってもらうこと。後者は大英図書館の理念を定めて広くアピールする、というものだったのだけれど…コア・プリンシプルを定めることで組織の内側が同じ理念を持って一致団結できることのほうに重きが置かれていたような気がしないこともない。
さてこの二つの事例を参考に図書館のブランディングを考えてみて、まずつっこみたいのは図書館って何、ってところ。
三重大図書館は大学図書館だし、大英図書館は国立図書館だし、他にも公立図書館や専門図書館、いろんな図書館でブランディングするとなったら、それぞれで目的や手段は全く違てしまう。それをひっくるめて図書館のブランディングについて考えろというのは、難しい。
とりあえず全体に共通する図書館の役割を述べてから、ブランディングは広報戦略なんだから図書館の意義をアピールするためにやるんだー、という感じにまとめたけれど、安易だしgdgdだったなぁ。反省。
杉田さんの論文ではブランディングの意義に、「ブランディングをすることで、図書館がブランディングをするに値するサービスを見直すことが出来る」と書かれていたこともあって、附属図書館のブランディングではひたすら改善点を述べてみた。
こういうこと書こうとすると、やっぱり自分の知識不足を実感させられてしまうなぁ。知識不足っていうより、レポートを書く技術がないのか。
*1:どれを参考文献にするかは個人の自由