図書館情報専門学群亡き後(専攻の話)

宿舎のお風呂場で三年の先輩方が処理か管理か、どの研究室か、みたいな話題で盛り上がっていました。
情報処理と情報管理というのが図書館情報専門学群での専攻の名前で、情報処理が技術者系、情報管理が図書館系の進路らしいです。先輩いわく、矢張り情報管理の方が人気があり、研究室等は運が悪ければ処理になる人もいるかも、みたいな話でした。

自分にとってはまだ遠い話の専攻ですが、今年から新編成になった知識情報図書館学類での専攻は、図情と違って3つあります。
・知識科学主専攻
・知識情報システム主専攻
・情報経営・図書館主専攻
このうち知識情報システム主専攻が図情での情報処理、情報経営・図書館主専攻が図情での情報管理にあたるのだと思われます。

では知識科学主専攻は?

知織科学主専攻では、知識の本質、知識と情報行動、知識獲得のあり方と方法などを理解し、知識の形式化や探索・収集技術、伝達方法、知識と情報の仲介技術、データを分析的・解析的にあつかって知識を抽出する手法などを修得します。


具体的には、
特許情報論・医療情報論・レファレンスサイエンス・学術メディア論・知識構造化法・ソフトコンピューティングetc...
こんな感じの授業をやるらしいです。
1学期にあった知識情報概論を突き詰めた感じかな?
なんでこれが気になったかというと、

図書館断想

図書館断想

(1年前の記事です)

こちらで言われていた「技術、理論ともう一つ図書館情報学に必要な観点」は、認知科学がったわけですが、その役割が知識情報・図書館学類では知識科学主専攻なのかなぁ、とふと思ったのでした。
イマイチ定義や分野が分からない知識科学。図書館建築論もなぜか知識科学専攻に振り分けられてるし。謎。









一学生としては、まだまだ遠い専攻の話ですがそう無関心なわけでもなく。成績(GPA)で専攻がある程度制限されてしまうために、1学期の成績が深刻だった人は本気で心配してるみたいです。そりゃ図書館を勉強しに来たからには知識情報システムには行きたくないし、文系の人たちにとっては死活問題ですもんね。。ただ割合別にやっぱり情報経営が一番人気なんじゃないかなぁというのが大体の予想。だけど、図書館には興味ない!て人と図書館一筋!みたいな人がはっきりしてて、その割合がイマイチつかめない。知識科学にどれだけ流れるかが分かれ目かな。
あと練習しろという話には敢えて触れない。