図書館の規模と職員の数

私もパートですが、もう一人あとからパートの司書が入りました。この道5ヶ月なのにすでに私はもう一番の古株です。
(前任は1人の職員と2人のパートの3人でした。)
予算は年間約800万。はっきり言って予算消化だけでも
精一杯です。毎日選書と発注と受入と登録と装丁に明け暮れ、配架、除架は残業、教科などからの打ち合わせや、大量のリクエストが入るとアウトです。
 もちろん、慣れればもう少し仕事もスムーズになるのですが、加えて、不定期ながら図書便りやクラスへの配布物作り、出張などもあり、(時給は安く…笑)私は胃腸をやられ、相棒は膀胱炎になりました…。
 閲覧席は約90席です。蔵書は約5万位だと思います。
 この程度の図書室って、大体何人くらいで管理する物なのでしょうか。
 ちなみに学校の偉い人たちはなぜ『図書室って、暇』と思っているんでしょうね。

http://www5b.biglobe.ne.jp/~wir/
司書の就職支援サイトの掲示板から拝借。


確かに、偉い人(図書館の実態に触れたことのない人)は図書館は暇というイメージを持っていそう。
現にうちの高校の司書室は仕事から逃げてきた先生の憩いの場でしたしー
でも、その傍らで司書の先生はひたすら仕事に追われてたなあ。懐かしい…
うちの高校の図書室はそんなに大きいとこではなくて司書は一人で充分でしたが、年に2回の本の一括購入時は図書委員フル活用で延々と作業が。。
楽しかったからいいんですけどね。


さてさてそんな思い出話はおいておいて、
こんな酷い扱いを阻止するために、図書館の規模と必要な職員の人数の対応表とか、あったら便利だと思いません?
もしくは、司書の業務内容の数値化、みたいな。。

(司書に限らず)図書館職員の仕事って、受付しか人目につかないから誤解されやすいですけれど、その本分はやっぱり選書・発注・装丁・補修のような、図書の管理にあると思います。
(そっちのが重要というわけではなく、純粋に人手を要する作業として)
しかしそういうのは、実際に仕事する人しか分からない。
にもかかわらず、学校や公共図書館では職員を管理するのはそんなこと全く知らない人ばかりです。
それじゃあ労働条件はますます悪化するばかり!


だから図書館員は見えないところでこんなにいっぱい仕事やってるんだぞー!って誇示してもいいと思う。
もしくは、全く知らない人にも分かりやすいように、これくらいの規模の図書を管理するにはどれだけの人員が必要で…とか、基準を設けるとか、参考程度の。

あるといいなーと思いつつ、私は全然分からないんですけどね