図書館談義


昨日先輩たちと図書館についてしゃべった

飲んで騒いだ後だったけど、結構真面目に。。

私が最初に聞いたのは、検索技術は図書館を越えてしまうって話だった
インターネットの検索技術が発展して、どこからでも自由に好きな情報を手に入れられるようになったら、図書館はもう必要なくなってしまう
現に自然科学系の研究者とかは既に図書館を利用しなくなっている、とか・・・
確かに論文は電子ジャーナル主体になりつつある
(全部が対応しているわけではないし高価だという問題はあるけど)

でも検索技術が図書館を淘汰するというのには、あんまり納得できなかったなぁ
検索で得られる情報と図書館が所有する情報は、質がまったく違うと思うし
検索で情報について知る→図書館で情報について調べるっていう構図ができれば理想的なんだけどな
インターネットのデータベースと検索技術が今後どれだけ精度を高めるか分からないけれど、
やっぱりインターネットだけで情報を得られるというのには懐疑的。。


あとは図書館は知を集積するための場所だ、とか・・・
うん、そう、それはその通りだと思います
でも最近職員論とかサービスとかしか考えてなかったから凄い新鮮だった・・・
一番大事なとこ忘れたら駄目だよね。。
図書館は知識を得るところだから、学術書を専門で集めるべきだ、とは思うけど、
でもそうすると税金を支払う市民のニーズに答えられない。。
市民のニーズに答えるのが公共サービスの一環だとしても、じゃあどこまで取り入れるべきなのか
市民のニーズを重視したがために、ベストセラーの複本とかいう問題がでてくるし、
それは図書館として間違っているだろう、と
でも税金で図書館が成り立っているのもまた事実で・・・

・・・難しいなぁ


あとは・・・なんだったかな。あんまり覚えてないや。宴会の後だったし
凄い楽しかったんだけどな。図書館否定派+中立派+肯定派+私でいろんな意見が聞けてためになったし
帰っちゃった先輩がいたらもっと面白かったかも。。
でもめった刺しにされて議論なんかにならなさそうだけど(笑