”人は一生に一時しかそれを所有しない。残りの年月はただそれを思い出すだけだ”/学部2年生に語ったこと


筑波大学知識情報・図書館学類で2年生に向けて開設されている「学問と社会」という授業にて、図書館情報学プログラムを学ぶ大学院博士前期課程の院生の一人として20分間のプレゼンテーションをしてきました。
2年生といえば19歳と20歳。22歳(早生まれ)の自分との間には越えられない壁があります。この2年間がいかに貴重かは、過ぎ去ってしまわなければわかりません。過去を振り返ることは有意義ではありませんが、それでもたまに思い出してしまいます。
2年生の方に何かを話そうということになって、もちろん研究や大学院の授業について詳しく話すこともできるのですが、でももし私が2年生だったら、そんな話を聞いても知識にはなっても役に立つかは分からないのですよね。自分が2年生のときといえばサークルの執行代が待ち受けていて、日々の授業の単位をいかに楽にとるかに知恵を絞り、空いた時間は全部楽器の練習やサークルの運営に費やしていましたし。ということで、自分の発表は研究とはなんぞや、という発表ではなく、2年生の人に伝えたいことを基軸に発表しようと思いました。結果的には、自分がどんな(馬鹿な)生活をしているか羅列したぐらいですが…

プレゼンテーションのやり方についてもまだまだ反省の残る所で、もっと上手く語りかけることができたらと悔しいです。ただ、拙い発表の中でも2年生の方に少しでも感じてもらえれば良いなあと思いました。