ソーシャルリーディングを利用した読書会について
1/26(水)23:00-24:00まで、Twitter上でソーシャルリーディング読書会を行いました。
ソーシャルリーディング読書会のお知らせ
日時:2011年1月26日(水)23:00-24:00
場所:Twitter
ハッシュタグ:#bkb20
読む本:「ブックビジネス2.0」(実業之日本社) 津田大介:電子書籍で著者と出版社の関係はどう変わるか(p.13-47)他
- 参照,ソーシャルリーディングについて:http://www.toyokeizai.net/life/hobby/detail/AC/40bd9e94dee1ade47ca1d162dfb5aabd/page/1/(東洋経済)
- 当日の記録:ソーシャルリーディング読書会 「ブックビジネス2.0」(実業之日本社) - Togetter(Togetter)
- 参加者:Twitter. It's what's happening.(Twitterのリスト)
研究会での人以外にも参加していただいて、読書会を開くことができたのですが、その記録を少し、詳細に見ていきたいと思います。
以下は、今回のソーシャルリーディング読書会を開催しての、humotty個人の感想や意見になるので、そこを踏まえてご覧いただければ幸いです。
まず、ソーシャルリーディング読書会の良かったこと
実はhumottyはその日、友達の家で女子会的な飲み会をしておりました。美味しいご飯とお酒にほろ酔い気分で、本来ならその後外出なんてできませんし、ましてや読書会なんて場所に行くことすらできません。
けれど、Twitterでの読書会ならどこからでも自由に参加できる。実際、自分が参加している隣ではさらに料理が追加され、つまみつつ、女の子の楽しい会話にもちょこちょこ参加しつつ、ソーシャルリーディングを楽しむことが出来ました。
これ、すごく楽しかったです。うるさい中で読書なんかできない、と思う人もいるかもしれませんが、それは個人の好みでもあります。みんなでわいわいするのが好きで、その中で自由に振る舞えるなら、読書もしつつ、Twitterでもコミュニケーション取れたり、と楽しいことずくめです。
というのはhumotty個人の経験でしたが、以下にソーシャルリーディング読書会を開催して感じた良い点を箇条書きで上げます。
- 場所、時間にとらわれずに開催、参加できる。
- 開催後も、いつでも自由に参加、離脱できる。
- 引用やコメントの記録が残る。
- リツイートされたり、その本・読書会を知らなかった人も見ることができる。
- 学生や社会人、著者など、普段知り合うことができないような人で、同じ興味を持っている人を見つけられる。
- 自分が気付かなかった観点など、他人の感想が参考になる。
ソーシャルリーディング読書会の良くない点
- ツイートやコメントしながらだと、時間がかかってしまう。
- 1時間しかなかったので、慌ただしかった。
- ほかの人のツイートを読む余裕がなかった。
- 関係ない人のタイムラインの邪魔?
(この読書会自体には、アプリを購入しないと参加できないとか(紙の本から参加してくださった方もいました!(><))他にもあると思います)
ソーシャルリーディング読書会を試みて
Twitterを利用したソーシャルリーディングを実際に試みてみて、いろんなことを感じました。
まず、Twitterでは時間と場所にとらわれずにできるので、1時間という制限を付けるのではなく、1日や3日間などのスパンで、暇な時間ができた人が自由に呟いたりしていく形がやりやすいかなと思いました。ハッシュタグで記録が後から見れるし、積読になってるとそれを読むきっかけがなかなかないので、現実的な日数で読む機会があると良いのかもしれません。
今回は勝手に開いた読書会でしたが、著者の方に声をかけて、見てもらったりすると面白いかも。
引用+コメントのツイートで、140字の字数制限や入力する手間などもありましたが、知らない人と同時に本を読んだり、呟いた感想がリツイートされたり感想にコメントが返ってくるのが楽しかったです。
今回のソーシャルリーディング読書会は、「ブックビジネス2.0」のアプリに付属している、Twitterへの投稿がスムーズだったり、引用しやすいという機能を利用して読書会を行いました。
しかし、ソーシャルリーディングのやり方は自由などで、Webサービスの利用や自分で全て入力して呟くなど様々な方式があります。自分が見つけた限りでは、以下のような読書会やサービスがありました。
日本でのサービス
日本でのソーシャルリーディング読書会の試み
- お試しソーシャルリーディング 第1回 - Togetter
- Twitter. It's what's happening.(#twidokuのまとめ)
- Twitter. It's what's happening.(#teidoku2のまとめ)
海外でのサービス
- 脚やせレギンスのレギスラット
- https://www.thecopia.com/login/index.html
- Goodreads | Meet your next favorite book
- Welcome to Bookwormr
- Scribd - Read books, audiobooks, and more
- 自分でソーシャルリーディングが可能な電子書籍のiPad / iPhoneアプリを作成できるソフトウェア(SocialBookがスタート。聖書もソーシャルに | TechCrunch Japan)も気になる。
- 海外とのソーシャルリーディングのとらえ方の違いについてはこちらが参考になるかも。
軽く調べてみただけでまだまだあるかと思います。もしご存知の方はぜひ教えていただきたいです。
東洋経済の読書術が特集の際のソーシャルリーディングなど、知っていればぜひ参加したかったのですが、残念ながら気付かなくて参加できませんでした。
Twitterは世界が広いように見えて、フォローしていない情報は一切入ってこないので、なかなかちょうどよく情報を得るのが難しいです。これは、アウトプットする際にも情報収集する際にも気を付けなければいけないと自戒しました。
うーん、なんだか自分でもすっきりまとめられていない気がするのですが、また何か考えが浮かんだら追記します。
今後についてもまだ考え中ですが、個人的にはブックビジネスのアプリ以外のソーシャルリーディングも気になっています。ほかのサービスを体験してこそ、ブックビジネスのアプリの良し悪しもより分かる気がするので。
最後になりましたが、参加してくださった皆様、ありがとうございました!!