ALIS一周年イベントの記録
図書館情報学若手の会ALISの一周年イベントが開催されました!
一年とか…、長いような短いような、と思わず感慨にふけってしまいそうです。
その記録をとってきましたので、よろしければご覧ください。
いつものように、自分の理解した範囲のみでの記述になりますことを、ご了承いただければと思います。
イベント概要
ALIS一周年イベント
- 開催日時:2011年7月2日(土)16:00-22:00
- 会場:無国籍ダイニング ヴィットリア(北千住)
- 16:00〜16:30 準備
- 16:30〜16:40 冒頭説明
- 16:40〜17:10 ALISでやりたいことを語ろう
- 17:10〜17:50 これからのALISの話をしよう
- 18:00〜20:00 懇親会
ALISでやりたいことを語ろう 登壇者
- 大学図書館を見てみたい!
- 床井満里菜(筑波大学知識情報・図書館学類2年)
- アカデミックALIS−私がALISで最も実現したかったもの−(仮)
- 平山陽菜(筑波大学図書館情報メディア研究科)
- 東日本大震災における図書館支援について
- 冨澤 美典(専修大学 ネットワーク情報学部 ネットワーク情報学科 卒業生)
- 図書館における学生協働とキャリア形成支援〜L1、ALIFO、ku^2moriの体験を交えて〜
- 澁田勝(獨協大学図書館)
その他の記録
- ALISの活動記録 ALIS1周年イベントについて【追記あり】(ブログ告知)
- ALIS1周年記念イベント - Togetter(Togetterまとめ)
- http://www.ustream.tv/channel/alis-ust(UST記録)
ではでは、以下から自分のとった記録になりますー
「ALIS一周年記念イベント」有元
- 図書館情報学の世界に新しい風を吹き込みたいと思っている
- 1年を終えて思うこと
- たくさんの人と出会うことができた
- 図書館情報学に関わる人の出会いの場を提供できた
- これからの課題
- 継続性
- 続けて行ける仕組みを考えて行きたい
- 広報
- イベント
- 継続的に定例会を開催する
- 3、4ヶ月に一度イベントを開催する
- 継続性
- 本日の趣旨
- 楽しいことをいしようぜ☆
- 4名に、これからやりたいことを語っていただく
- その後グループで話して、発表していただく
20110702 alis
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「他大学図書館をみてみたい」床井満里奈
質疑
- ライブラリーサイエンス専攻などのある九州大学なども良いのでは
- 大学図書館はアポとるのが大変なので、大学説明会やオープンキャンパスが狙い目
- 図書館だけでなく大学のやってることも何でもや教えてくれる
- オープンキャンパスだと、大学の中の図書館系のサークルが案内などしてくれる
他大学図書館を見てみたい! Tokoi
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「アカデミックALIS」平山陽菜
- ALIS一周年おめでとう!
- 初速をつけすぎた感はあるけれど、一年で充分だったと身内贔屓に思います
- でも、自分の中で何かが物足りない
- 何が足りないんだろう?
- そうだ、アカデミックが足りない
- アカデミックとは何か?
- アカデミックとは、「学問の分野で正統的で堅実な様。学究的」
- じゃあ、「学問の分野で正統的で堅実な」ALISをやろう
- それがアカデミックALIS(Wiki)
- アカデミックALIS(Wiki)は図書館情報学に対して真摯に取り組む場所を提供する
- アカデミックALIS(Wiki)が必要な理由3つ
- そんなアカデミックALIS、作ってみました
- 用意したいコンテンツは3つ
- 以上のようにアカデミックALIS(Wiki)は図書館情報学に対して真摯に取り組む場所を提供する
- 興味のある方はinfo[at]alislib.orgまで!
アカデミックAlis hirayama
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「東日本大震災における図書館支援について」富澤美典
- 自己紹介
- HELLO WORLD PROJECT
- 小学生向けのLinuxベースのシステムの開発
- 卒業後秋葉原のパーツショップで働く
- HELLO WORLD PROJECT
- ALISとしてなにがやりたいか?
- 夏休みの一部の期間を利用し、SAVE MLAKの活動に参加したい
- 司書、学芸員など専門技能をもった人を募集
- ALISでもできるのではないか
- 蔵書点検、読み聞かせなど
- 方法
- 専門技能ボランティア(プロボノ)に登録
- SAVE MLAKでマッチング・斡旋がくるのを待つ
- 個人的にやりたい他の支援
質疑
- どれくらい行くのか?
- 1ー2週間くらい
- 専門技能を持たない人でも参加できるのか
- 読み聞かせなど、できることがあると思う
- SAVE MLAKで学生は必要とされているのか
- 新聞の記事で知ったが、能力のない学生でも必要とあった
「図書館における学生協働とキャリア形成支援」渋田勝
- 皆さんは卒業後どの様な進路を考えていますか?
- 図書館で働きたい?勉強したい?
- 2010年若手ライブラリアンのワークショップに参加
- 学生、図書館員など多くの人と出会った(それまで学生に出会うことはなかった)
- ポスターセッションなど積極的に参加している学生が多い
- ALISかふぇにも参加。
- 図書館情報学について学ぼう
- 人と人とのつながりをどう作るか
- 現場を知るきっかけがあると良い
- ku^2mori
- 京大の勉強会で学生協働について調べた*1
- 大学と学生の協働は以外と多い。47校?
- ALISでやりたいこと
- ALISカフェの拡大版。キャリアカフェを開きたい
- 学生は職業について聞く、図書館員のは最新の学びを知る
- 図書館総合展で開催したい
- 様々な展示、フォーラムがある
- ポスターセッションで学生が多い
- が、コミュニケーションは少なかった
- 他大学の学生との交流、イベントの運営に興味のある人に参加してもらえれば
- 課題
- その他の若手グループとどう差別化を測っていくか
後半は3つのグループに分かれてディスカッションを行いました。
その記録はとっていないのですが、そのうちALISのブログで結果が公開されるのではと思います。
ALISの一周年、というのはめでたいことでもあり、これからのALISを考えなければいけないという点で、
大きな宿題を課せられたような気分でした。
いろいろ問題は多く、決して望むようには動かないこともあると思います。
けれど、この1年間で学んだのは、何事もやってみるまでは分からないということです。
二十年というちっぽけな人生で培った価値観でその先を予測したり判断しても、当たらないことの方が多いです。
悲観的になって最初からやめてしまうよりは、少し楽観的になって、とりあえずやってみる、
ということを大事にしたいなあと思います。
*1:当ブログでも紹介しましたku^2moriの記録が公開されていました - 図書館学の門をたたく**えるえす。